コンニチワ
遅くなりましたが先週土曜日、上野Lounge eightにて行われた
THE罵倒2013リベンジマッチのレポートを書きます。
THE罵倒始まって以来、初のリベンジマッチという事で色々と不安要素もありましたが、大会中そんな事は頭の中から吹っ飛んでいました。クソ熱い、プライドを賭けた打ち合いの連続に2013年各予選の様々なシーンが頭を過りました。
まずは
出場してくれた16名のMCに最大級の感謝と敬意を。
そして、THE罵倒2013各予選にエントリーしてくれたMC全員、サポートしてくれたオーディエンスの皆様に心より感謝致します。
24時Open～
と
■かなり遅めなスタートでしたが、DJ RYUがPLAYすればそんな事は関係ないなと。。
1年間通してDJを依頼させて頂きましたが、罵倒の雰囲気をいつも作ってくれる。グラチャンでもRYUのPLAYに期待して下さい!!
◇Opening LiveはGAZA GOLLILA!!
バイブス＆迫力満点のLIVEはこの日のスタートに相応しかったです!!
その勢いのままBATTLE START!!
◆1回戦第1試合 我妥力 vs Stray Dogg
初っ端からインファイター同士の激しい打ち合い.....。
負けはしたけど、我妥力は年間通して罵倒の底上げをしてくれたMCの一人だと自負しております。来年はBATTLEはもちろん、音源にも期待したいです。StrayDoogが勢いで押し切り2回戦へ
◆1回戦第2試合 Lifesaver vs スナフキン
昨年末グラチャン1回戦のカードが再び....。
2013年好成績を残してきた2名の対決だけに、凄いレベルの打ち合い!!
しかし、ここではスナフキンのスキルが1枚上手だった。Lifesaverも高いバイブスで応戦するもFLOW＆RHYMEの応酬を喰らわせたスナフキンに軍配が....。 試合終了後にLifesaverが言った「スキルを凌駕するバイブスを会得してまた挑戦します」的な一言が凄く印象的だった。
間違いない!!
◆1回戦第3試合 落書 vs poodle
各予選を常に盛り上げてきた落書に対してブレる事無く自分のスタイルを貫くpoodleの打ち合い。STREETを代弁する両者の戦いに会場もヒートアップしたが、最後は決してブレる事の無いpoodleのスタイルがオーディエンスの心を捉える結果となった。
◆1回戦第4試合 LA GROLIA vs 蛇
攻撃、受け、返し、全てが高次元な打ち合いだった。個人的には1回戦のベストバウト。
甲乙つけがたい勝負の結果は最終的な着地を成功させた蛇に軍配が上がる。
尻上がりに調子を上げていくLA GROLIAの試合をもっと見たかったが、これが勝負の世界.....。
◆1回戦第5試合 剛斗 vs UNT
同門対決とも呼べる、今年罵倒を掻き回した若き2名のMCによる対決。
両者共に下剋上を狙うハングリーさとスキルを兼ね備えているだけに接戦が予想されたが、ここは剛斗の姿勢と気持ちが上を行った。本人達もTwitterで罵倒に関して呟いてくれていたが、成長を見て喰らってるのは正直な話、主催側。来年も両者の飛躍に期待したい。
◆1回戦第6試合 踏剣 vs Rayzie-K
2011年,2012大会にて結果を残してきた踏剣 vs インファイトには絶対的な自信を持つRayの対決。両者共に相手が強ければ強い程調子を上げるMCだけに、一歩も引かない打ち合いになるかと思われたが、踏剣のエンジンがそこまで掛からなかった印象。2013年は結果を残せず苦汁を飲んだ年となったが、来年も是非出場して貰いたい。
◆1回戦第7試合 押忍マン vs 菊丸
この対決もどちらに軍配が上がるか分からなかった試合。スキルは互角、韻の数では菊丸に軍配が上がっていたと思うが、そんな事は関係ないとばかりに観ているモノの心を掴むのが押忍マンのスタイル。僅差ではあったがこの日も押忍マンがオーディエンスの心を掴んだ印象。
菊丸は絶対的に巧いんだけど、この日は会場の空気を持っていく事が出来なかったかなと...。
◆1回戦第8試合 掌幻 vs はなび
1回戦ラストの試合は両者共に下町出身の同門対決!! 前評判から行くと掌幻が勝つかと思われたが、この日のはなびは気迫が凄かった。気合入りまくり。後輩には絶対に道を譲らないという気持ちがライムにまで表われ、そのまま3バースを完走。掌幻も食い下がったが、軍配ははなびに上がる。
□ そのまま間髪入れずにHOKUTOがPADを叩く!! この日は30分というロングセットを敢行!!
本当に素晴らしいPLAYだった!! PLAY終了後にはお客さんから拍手が!! 自分もぶち上がって「HOKUTOヤバい!!」を連発してたと思います。PLAY終了後には
本人からも「楽しめました」と感想を頂き新世代の底知れぬポテンシャルを感じたっすw
◇LIVE2部 1番手 蛇
個人的に蛇は今年の罵倒出場者の中でも一際興味をそそられるMCだった事と、開幕戦で貰ったDEMOが気になっていて、今回初のLIVEブッキングをさせて貰ったんだけど、これまた新世代のポテンシャルを感じるSHOW CASEだった。自分の色をしっかり出しつつもチョイスするオケのふり幅が広く、言葉もしっかりしてるから観ている人が飽きない。オリジナルの代表曲をもっと聴きたい。
◇LIVE2部 2番手 菊丸
孔雀もそうだけど、菊丸はルーキーから次世代シーンを代表するMCに変わろうとしている。
同世代からは既にそう思われてると思うし。HOKUTOとのコンビも完璧、B-BOYスタンスをREPするMCにはやはり頑張って貰いたい。バトルには負けてしまったけどLIVEで分からせてやるって思いがヒシヒシと伝わってきた気迫のLIVEでした。
□ DJ1,2がSET完了した所で間髪入れずに2回戦スタート!!
◆2回戦第1試合 poodle vs Stray Dogg
個人的にこの試合で凄く感じた事が、今大会一番冷静だったのは間違いなくpoodleだったって事。勢いで捲し立てるStray Doggに対して、落ち着けと言わんばかりの説得力のある返しはこの日の会場を揺らした。Stray Doggも少々スタミナ切れだった事もあり、poodleの完勝。
◆2回戦第2試合 スナフキン vs 蛇
リベンジに招集されたMCの中でもBATTLEに長けた両者だけに1本目から物凄い打ち合い。
スナフキンもキレキレだったが、この日はとにかくスキルよりも気持ちを伝えたMCに軍配が上がった印象。優勝候補だったライム巧者スナフキンを滋賀から体一つで乗り込んで来た蛇が下す。
凄いレベルの戦いだった事は言うまでも無い。
◆2回戦第3試合 剛斗 vs Rayzie-K
1回戦を凄い勢いで駆け抜けた剛斗に対しても真向から勝負するRay。両者共にリスペクトを込めた打ち合いを選択したが、Rayの返しが剛斗の一歩上を行ったかなと。ベストバウト連発なリベンジマッチにおいても決してブレる事の無い2名の姿勢には胸を打たれた。この試合位からRayにエンジンが掛かってきた印象。
◆2回戦第4試合 押忍マン vs はなび
この試合はやる前から大いにオーディエンスを盛り上げた。1回戦でこの日のプロップスを掻っ攫った2名の激突。押忍マンが先に仕掛けるも、はなびが開口一番に放ったシャウトがこの勝負の決め手だったのかなと。押忍マンが尻上がりに調子を上げるもはなびに飲み込まれた感じが会場に残ってしまった印象。この日のはなびは本当に強い.....。もしかして.....。
◇ LIVE3部 GL_WORD
機材の設置やら何やらで時間を押してしまった為、急遽DJ時間を短縮してのLIVEトリ。
登場したのはGL_WORD。もう、本当にカッコ良かった!!太いBEATの上を巧みに乗りこなすRAP巧者の句潤とGROLIAに会場全体が喰らった!!横浜アンダーグラウンドの叩き上げは本当に凄い!!
途中で盟友であり先輩でもある丸君が客演参加!!豪華でDOPEなSHOW CASEにオーディエンスは釘付けだった!!
◆準決勝第1試合 poodl vs 蛇
そのまま間髪入れずに準決勝第1試合。
ここまで来たら、もはやどちらが勝ってもおかしくない。そんな雰囲気すら会場に流れる中の1本目。バチバチの打ち合いに会場が揺れる。延長に突入した時には既に両者苦笑いを浮かべた。
そこで蛇の緊張が途切れてしまったかなと。poodlは本当にブレないって印象しか残ってない。
この日1番過酷な打ち合いを制したのはpoodle。
◆準決勝第2試合 Rayzie-K vs はなび
準決勝第2試合もバチバチな打ち合い。
地元である下町を背中に背負い、ここまで腕利きのルーキー達を力でねじ伏せてきたはなびに対しても真向から勝負するRay。正直、どっちが勝ってもおかしくなかった。リベンジマッチで1番ジャッジに迷った試合。後、1ライン、2ラインはなびが出していれば勝者は逆だったと思う。
本当に僅差でRayがはなびを下す。凄まじい打ち合いだった。
◆リベンジマッチ決勝戦 poodle vs Rayzie-K
そしてとうとう決勝戦.......。
過酷なトーナメントを勝ちぬいてきた2名による最後の戦い。
試合を終えたばかりのRayがその勢いを更に加速させて攻め立てたのを鮮明に覚えている。
しかし、poodlはこの日全体を総括するようにRayの言葉を拾い切り返す。オーディエンスもしっかりと言葉を拾ってくれていたのを覚えている。両者一歩も引かない決勝は僅差でpoodleに軍配が上がる。
THE罵倒2013リベンジマッチを制したのは poodle。
12月22日に開催されるGRANDCHAMPIONSHIPへ駒を進めたのは
2名のMC
poodle
Rayzie-K
残すは2013年 最強を決定するGRANDCHAMPIONSHIPのみ
◆
以下詳細
------------------------------------
【THE罵倒2013GrandChampionship 】
【SHOW CASE】
MC 漢
ANARCHY
田我流
DINARY DELTA FORCE
TATUYA＆TRIP(Mad4th)
DJ 威蔵(IZOH)
【SHOT LIVE】
RAW-T
HIDADDY
ZONE THE DARKNESS
KOHH
???
???
and SP GUEST
【BATTLE DJ】
DJ 1,2
DJ RYU
【LOUNGE DJ】
CQ, KENTA, SHOW, MUTA, SUU SUN, SOHEI
【MC】
G.O
決勝トーナメント出場16名
【各予選王者】
道(TAO) 池袋予選王者
輪入道 下町予選王者
DOTAMA 戦極vs罵倒王者
NAIKA MC 渋谷予選王者
GOLBY 西東京予選王者
【推薦枠 3名】
SIMON JAP
句潤
D.D.S
【リベンジマッチ】
poodle
Rayzie-K
【刺客 6名】
NONKEY
DARTHREIDER
HIDADDY
USU aka SQUEZ
GOCCI
PONY
2013/12/22(日) 14時Open～
Entrance/3500
ADV /3000
※本イベント出演者の音源のみで構成されたEXCLUSIVE MIX付き(前売りのみ)
前売りチケット販売
CASTLERECORDS
e+(http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002114449P0030001)
開催場所 渋谷WOMB
CHAMPIONSHIPまで残り18日........。
城!!
G.O