さあ、昨日に引き続き 罵倒グランドチャンピオンシップリポート vol.2をupします。
１回戦が終了してDJ TIMEに突入～
DJ NOBU a.k.a. BOMBRUSH!
NOBU君も日本語セットでPLAY～ 楽屋裏でも少し話になったんだけど、一昔前と違って凄く日本語RAPがPLAYされるようになった。その立役者でもあるNOBU君の日本語セットは最高だった。
最後のAREA AREAはお客さんと一緒に歌ったりして......。
DADA SADNESS a.k.a. N.I.K.E.
モチロン、LOUNGEスペースも豪華！ D.L.I.P.のボスでもあるN.I.K.E.がアナログでプレイ！
選曲も最高だったし、何よりも凄く居やすい空間を作ってくれてたのが印象的...。
MEGA-G,JBMに引き続き、MCによるDJ PLAYには皆、喰らったと思う。
そして、SHOW CASEへ
LIVE2番手はKEN THE 390
新旧織り交ぜた、貫禄のステージ。ワンマンも控えてていただけに仕上がりも完璧。
ガッテムでは再度、晋平太も登場して会場を沸かす！！
合間のトークでBATTLEの事に触れてたけど、LIVEとBATTLEの両立はかなりシビアな事で....
そんな自分の無茶ぶりにも答えて頂き、更に最高のパフォーマンスをしてくれたKEN君にリスペクト。レーベル業に、制作にLIVEにBATTLE。
稀に見るマルチなアーティスト.....凄い！。感謝。
そして、会場のボルテージも上がった所で２回戦開始！！
G.O
この時点で声枯れてた....汗。
※２回戦から先攻後攻をじゃんけんで決定
◇２回戦第１試合 NONKEY vs GOLBY
乗っけからNONKEYが
「お前はBATTLEが全て、だけどライムが何時でも滑ってる.....どうしてるTRINITY...誰も知らないグループ名、家に帰ってググって～」とGOLBYが所属するグループ名を上手くDis
対してGOLBYも押韻かつ、フロウをリズムに乗せて「beatとrapが絡まって無い、だから会場もイマイチ温まって無い.....もっとbeatアプローチしなきゃ負ける格闘技、俺はrap放り込み踏みつけるタンクローリー」とバッチリアンサー。 レベル高っ！！
その後もハイレベルな攻防が続く.....。
NONKEY「全国大会１回戦、BATTLEだけだろ？しっかりせぇ！」など言葉巧みなパンチラインを吐き続けるが、beatと相性もバッチリなGOLBYがアンサー&押韻でひっくり返す。
見かねたNONKEYが「ライム×3....韻だけ×３ BATTLEは韻だけで良いんだっけ？」と押韻を否定すると、すかさずGOLBYが「俺の武器が韻だけ?何も無いコイツよりは良いんじゃねぇ」とアンサー。「コイツのRAPには魅力も威力も無いからここで見せてやる地獄を...俺はさながら閻魔大王か？コイツは勝利に縁が無いようだ」とバッチリの着地。
勝者 GOLBY。 凄い試合だった.....。
帰り際に相手のCDを宣伝する辺りもNONKEYのエンターテイナーとしての器を観れたと思います。
◇２回戦第２試合 踏剣 vs TK da 黒ぶち
１回戦共に記憶に残る勝ち方をしてきた2名による埼玉対決
まずは踏剣が仕掛ける「お前はいつも上から目線....UMB埼玉は俺に勝ってない...それは無い」などと真っ向からTKを否定。対して、バイブス満タンのTKが「何が俺に勝って無い？俺が罵倒埼玉の代表」と勢いで盛り返す。
試合が動いたのはTKが「1回戦のフロウはどうした？」と踏剣をDisした所、踏剣が倍速のフロウを披露！会場のボルテージが上がる。対してTKがそれを更に上回る高速のフロウを披露.....
もうおかしいレベルのフロウ対決.....。
この攻防が4本目だった事もあり、軍配はTK da 黒ぶちに上がる。
踏剣、本当にヤバかった。今大会で相当、客の心を掴んだと思う。来年は罵倒の顔になって欲しい。
◇２回戦第３試合 SAW vs 輪入道
この試合も罵倒に相応しい、悪童対決。
前半から「吸いすぎて、ブリブリの目の アンタの舌がちゃんと回るか心配だ...」などと輪入道がSAWを軽くあしらうと、SAW「お前は俺のただのカスタマー 早く持って来い札束～」など
煙たいラインの連続！
輪入道もSAWも気迫がある為、全然笑いに繋がらずガチの口喧嘩って感じ...。それにしても終始煙たい試合展開だった。あまりblogでは書けないw
最終的には、引き出しの多さを魅せた輪入道に軍配が上がる。
◇２回戦第４試合 スナフキン vs 黄猿
この試合も凄かった....。
アドレナリンを背負って戦うスナフキンと関東のBATTLEシーンを背負って戦う黄猿
「やっぱり」と簡単に言ってしまう程、ハイレベルなBATTLEが展開される。
スナフキンの「何がお分かり？マジでお座なり、お前のフローならbesのお下がり、みたいなもんだ、意外な献立、みたいなモノがねー意外なフローがねえ、いつも同じで行ったり来たり」とキレキレのバースに対して黄猿も「同じと言ってるコイツが同じじゃん、japnese聴いてる ハイそうですか、おれならBOOTCAMP聴いてる洋楽」などと熱量のあるアンサー。
正直、1本目のスナフキンは神がかってたと思う。
しかし、客の黄猿に対する期待、そしてフロウ、声の通りも半端じゃやない....。延長戦。
延長に突入してbeatが変わる。この試合は流石に打ち合いというよりもスタミナ勝負と言った感じ。加えて、黄猿のフローの方がはまってたのかなと。
激戦の末、僅差で黄猿が勝利をもぎ取る。
この時点でBEST 4が出揃う。 準決勝は GOLBY vs TK da 黒ぶち 輪入道 vs 黄猿
リポート vol.3へ続く