■THE罵倒2017GRAND CHAMPIONSHIP レポート / 写真アリ pt3
■DJ SION
DJ SIONのPLAYを挟んでラストのLIVE SHOW CASEへ!
THE罵倒2017GRAND CHAMPIONSHIP出演者の中、唯一の紅一点SIMI LABからMARIAが登場!
リリースしたばかりのALBUM「PIECES」からメドレーで楽曲を披露♪ 男顔負けの勢いで会場を煽ったかと思うと、「戦いが続いているからここからは楽しもう~♪」と歌声を披露~「フィメールMCの中でスキルは私が一番!」と言い切るリップサービスなど、立ち振る舞いから合間のトークまでガッチリオーディエンスをロック!
私も戦っているとメッセージを放ち会場のボルテージをガンガン引き上げる!DJ ZAIとのコンビもバッチリ♪
ラストは「私とパリピ出来る人!」と会場を煽り『SPASA』をBOMB!!
そして、オオトリの登場!!!
登場からTHE罵倒エクスクルーシヴセットで会場のオーディエンスを盛り上げる♪
途中でフリースタイルも挟みつつ、DJ原島“ど真ん中”宙芳 (板橋兄弟)との緩いトークがまた良いw
2017年リリースされたALBUMMODERN TIMESについて、「DEV LARGEさんは『天まで飛ばそう』って言ってるけど、自分のHIPHOP感は少し、自分の中で更新させて、宇宙へ飛ばしたりだとか、過去へ飛ばそうっていう感じのアルバムを作ったので~」とALBUM制作に対しての想いを話しながら『タイムマシーンにのって』を披露♪
ラストは『STUTS / 夜を使いはたして』に会場の盛り上がりも最高潮。
LIVEが終わり、残すは準決勝、決勝.......
準決勝
■hokuto
■DJ RYU
2017年度もDJ RYU, MPC hokuto, DJ SION, DJ motoiがBATTLE BREAKを担当、サポートしてくれました。感謝。
■第一試合
まずは準決勝一回戦、名古屋(BASE)と埼玉(KOOPA)を拠点に現場での活動も長く顔馴染みのある2名がぶつかり合う。
KOOPA「yo 互いに背負ったモノがあるな!BEST 4!いい歳こいてココまで来たぜ!何年やって〇×△吸って狂ったってまたネジ巻いてゼンマイ!終わらねぇ全力で疾走!気持ちが大事一切ブレねぇ!~いつも美味いのありがとう!これは終わりなき戦い!」
BASE「当然だろ!俺の方がヤバい××持ってるんだよ!KOOPA!また来いよ!ヤバい××いつでも俺の懐にあるよ!」「何が良いのか教えてやるよ!エディケーションより皆で吸って吸って吸いにケーション!隅から隅、端から端!ハシシの橋渡し!」
KOOPA「負けねぇ!勝つ為にやってきた埼玉!負ける気で来るMCなんか一人も居ねぇ!勝ち上がる為に価値があるから!~色んな感覚をもった灯!消えない言葉!何処までも行くぜー!」
BASE「何処までも行く?お前は行きついてるんだよ!俺は何処まで行っても行ってる最中!□〇X△頂戴ロングクライマー!コカアンデスを上ってるライマー!」「さっきも言っただろ自分をあまり追い込み過ぎるなよ!」
言葉を詰めながらも落ちることのないスタミナと熱量で攻めまくるKOOPAに対して、BASEはコンプラワードとパンチラインを吐きまくり....。
どちらのMCが強いのか?判定も真っ二つに分かれたが、会場の空気を掴んだのはBASE!僅差でKOOPAを下し決勝戦へ駒を進める。
■第二試合
THE罵倒2016王者、輪入道vs覚醒したLick-Gの対戦に試合前から会場のボルテージは最高潮!!
輪入道「俺は嬉しいぜ!5年前、教えてくれてありがとうね!2012年新宿の罵倒お前は中学生! しかもココに居たんだぜ!(※客席を指して)俺とTKの試合でぶち上ってた、あれからクソ生意気なまま俺らPlayer!」
Lick-G「yeah でも輪入さん!TKの試合じゃなくて俺はWOMBで貴方を観た!つまりは2013の罵倒!今年は俺が顔!だろ?
~つまりアンタと俺は居た時はコッチ※なのに今日はコッチ側で対面!最高!」
輪入道「対面スゲーデカくなったね!一年間違えた、だけど異次元のスキルでイミテーション壊してくぜ!苛めじゃねぇーから俺はTRAPとか馬鹿にしねぇから!xxxtentacionにTravis、どれも良いけど今日は俺のRHYME!」
Lick-G「xxxtentacionのフロウなら俺に任せとけ!(フロウを真似して)このスキルで俺の方に昇る~Oh! つまりはそうHIPHOP IQが違うとこ、つまりはアンタ見た時は中学生!ココ終着点、銃殺刑!」※1本目、2本目抜粋。
互いのアンサー、内容、RHYME、どれをとっても異次元のバトルに会場も割れんばかりの歓声!!
決着つかず延長!!!!BEST BOUT!!!!
Lick-G「最高の試合オマエらhands up!しない訳にはいられねぇなー!だから俺がwake up×3 どっちがI'm A Paper Chaser I'm Player~これが最高だろ音楽性どちらが熱いか?熱さ熱さ言葉の軽さそんなものよりなるだけ俺はRAPSTAR!」
輪入道「RAPSTAR遠い島から!
Lick-G「yeah! 遠い島から、俺のフリースタイルは今日一だから~俺は産まれも逗子 日本、つまり産婦人科もソコ!そういうことだぜ別に外人の見た目とかは関係ないだろ?まるで産婦人科、俺が優勝ランクインだ!」
輪入道「優勝ランクインか?知らねえけどこれはサンプリングじゃ~ねぇ!モチロンヤバめなhokutoのbeat極上ニート見せつけるB-BOY! yeah! 俺はお前とこんな試合がやりたかっただけ!間に合わせじゃねぇ!恥さらせ!この場で足枷全部突破してくぜ!」
Lick-G「コイツの気持ちはマジで分かる!だけど地上波じゃ見れないココは地下だぜ! ~そういうところから上げてくだけ地上波で毎週観れるじゃん輪入さん! だったら俺に任せな地上波じゃなくて 俺はRAPの異常者~!」
輪入道「いつも異常者だけどやっぱりこの場の首謀者!アブノーマルに見せてくぜ!どっちが地下か分かってるか?しってんだろ!yo!俺のが分かる!~俺に言ったことまんま返ってきてんだ!出来ないぜStand up!」
この試合はTHE罵倒の歴史の中でも間違いなく上位にランクインされる戦い....。両者共に凄すぎた....。
延長の末、Lick-Gが輪入道に勝利。
■決勝戦
BASE「yo!任せろ!任せろ!もっと太く巻かせろ~!俺が獲るぜ!Lick-G! ~何処までも行っちゃうI'm B ぶっちぎり!」
Lick-G「どっちがヤバい奴がかませるのか?いつものグラチャンとは違う!~俺の音楽をしっかりと耳に入れておきな!」
先攻のBASEが会場を煽ると、後攻Lick-Gも1本目から超早口なフロウで会場を盛り上げる!
それに対して、「え?なんて? え?なんて?これハンデ、超分かり易いだろ?お前のファンも持ってっちゃう俺!後でトイレにおいで~一緒に楽しくワイニーワイニーeveryday ハスリング!」と挑発するように会場を自分の空気に戻すBASE。
Lick-G「エイ!ワイニー×2 どっちがヤバいライミング×2クライミング!Nike履いて最新!どっちが聞き取れない?お前の息の根などない!」「お手並み拝見、お前みたいなダサいRAP俺はしないぜ!つまりはワードセンス!ガードレール!お口にダクトテープだろ!」
とキレキレのフロウで韻も踏みまくり.....。BASEもえぐいラインを吐きまくりだったが、有り得ないビートアプローチを魅せ続けたLick-Gに軍配が上がる!
2本目はアカペラ1分間。
Lick-G「sky's the limit 罵倒で集める絶大な支持!当たり前だろ?G-SHOCK!G-SHOCK!俺はマイクで飯を一生食う!」
BASE「UMBもKOKも俺にすがってる!俺がヤバいのはポテンシャルの高さ!I'm Japanese!肌はイエロー!センスはニガー!」
Lick-GのRAPスキルも凄まじかったが、BASEのブレないコンプラワード吐きまくりのパンチラインが炸裂!僅差でBASEが2本目を獲る。
3本目
BASE「yo!勝ちか負けかより金が欲しいだよ俺はー!~お前は優等生でも劣化版そう中国製!」
Lick-G「優等生?打つぜ句読点!どっちがフロウうめぇ?当たり前コッチに決まってる!お前はアカペラで1分間も与えたのに、した話は職務質問!お前にverseは、もう不必要!」
BASE「俺は飛び過ぎてる!コイツ素面でHIPHOP笑えねぇよ!素面でHIPHOP馬鹿にすんじゃねぇよ!」
Lick-G「素面でHIPHOP LOGICも吸ってない!Kendrick Lamarも吸ってない!つまりケンドリック・ラマー30万で天真爛漫、そういう感覚現金剝奪! ~つまりは素面がもっとうの世界、夢はもっともデカい!」
壮絶な打ち合いの末、判定に.....
THE罵倒2017 王者はLick-G!!!
試合後、BASEが「皆~!素面でHIPHOP聴いてる奴居たら病院に連れてってやれ!HIPHOPは"Sex, Drug & Violence"you know?」っていうシャウトで会場を盛り上げた時は日本版のODBかと思った。沢山のベストバウトをありがとうございます!
そして王者のウイニングラップ!
「俺はガリガリ、だけどRAPが巧いガキ、寒すぎるかき氷じゃなくてCOOLなのにHOTそういう新しい価値観をMC BATTLEに提示した男!最高~♪別にDRUGがHIPHOPっていう価値観も良いし、俺みたいに音楽が音楽っていうそういうピュアな価値観でも全然OK! 何でもアリ、タンテの針、踊りながらParty everybody♪ ~マイクが絡まった、つまりは俺は永遠にこのマイクと生きる!最後はマイクと共に首を吊る、そういう奴だぜ!」
恐るべし18歳!!! 罵倒開催10年目の節目に新たな王者が誕生!!!
初めて出会った14歳の頃から、4年~5年 これから先もっともっと羽ばたいていくアーティストだと思います。
バトルだけじゃなく音源もかなりヤバいので是非チェック宜しくお願いします!!!
最後は皆で集合写真
出場者の皆様1年間本当にありがとうございました!!
THE罵倒2017GRAND CHAMPIONSHIPへお越しいただきましたオーディエンスの皆様、関係者皆様、出演者皆様、協賛企業の皆様、サポート頂き本当にありがとうございました!!!
2018年大会も何卒よろしくお願いいたします。
城。